訪問歯科
歯科医院に行けない状態の人こそ歯の治療が必要
訪問歯科診療の対象となるのは、「通院困難な方」と決められています。要介護の高齢者では、歯を診てもらいたくても体が不自由で通院できない人がたくさんいます。
しかし、体に障害があったり、病気を持っている人ほど口腔ケアを行いにくく、治療が必要な状態になりやすいのです。訪問歯科診療を受けて長年のお口の悩みを解消できた人も少なくありません。
自宅で治療を受けることのメリット
歯科医が自宅にきてくれるというメリットは、患者さまが通院しなくてもいいということだけにとどまりません。たとえば入れ歯を作った場合、歯科医が直接利用者の食生活の場面などを見ることで、よりきめ細かく調整できます。
また、口腔ケアの方法を指導する場合は、通院困難な方のからだの状態はもちろん、介護者がどれだけかかわれるかが大切なポイントになります。
訪問歯科診療ならば、通院困難な方の生活や介護の状況も理解しやすいので、より適切な口腔ケアを提案することが可能になります。
このような方はご相談下さい
入れ歯をご使用の方
◆入れ歯があたって痛い
◆入れ歯がゆるくて落ちてくる
◆入れ歯は持っているが長い間、使っていないので合わなくなっている
◆食事の後、食べかすが入れ歯の間に入ってしまう
◆入れ歯を作ってから長い間、歯医者さんに行っていない
食事に時間がかかる。最近、食が細くなった
◆食事の際にむせる
◆普段食をきざんだり、やわらかくしている
◆よだれが多い
◆食べ物をよくこぼす
歯が欠けたまま、抜けたままになっている
抜けたままだと歯が抜けたままになっていると噛む力が落ちあごへ負担がかかったりします
むし歯を放置すると初期は痛みはありませんが、進行すると歯が割れたり、根っこだけになってしまったりします
お口の臭いが気になる
歯槽膿漏◆歯がグラグラする
◆歯ブラシをすると出血する
◆歯ブラシをしても口臭がする
◆歯がグラグラする
◆お口の中が乾いている
◆お口から食事を摂っていない
◆脳血管障害やリュウマチのお薬などを服用されている