痛みの少ない治療を実践
当院では、治療時に患者さまになるべく痛みを感じさせによう、さまざまな取り組みを行っております。
今までの歯科治療では痛みがあり、治療が苦手だったという方でもお気軽にご相談いただければと思います。
麻酔による痛みを和らげるための4つの工夫
「歯科治療の痛みが苦手」という方は、治療時の痛みよりも治療前におこなう歯科麻酔の痛みが苦手という方がほとんどなのではないでしょうか?
実際、歯科治療中は麻酔をしっかりと聞かせているため、痛みを感じることはほぼありません。
しかしながら、痛みを和らげるための麻酔がそもそも痛い、、とお悩みの方も多いのも事実。当院では、そんな麻酔注射の痛みを和らげるため、下記の4つの工夫を行っております。
表面麻酔をしっかり効かせる
注射針を刺す前に、ジェル状の薬剤を歯茎の表面に塗ることで、歯茎表面の感覚を麻痺させて痛みを感じにくくします。
表面麻酔がしっかり効いてから麻酔を打つため、その分、治療に時間がかかってしまうのですが、特に痛みに敏感な患者さまの場合は精神的な負担も含めて楽に治療を進めることができます。
またお子さまの場合も、痛みを感じさせてしまうと歯医者さんが怖くて行きたくなくなってしまうので、時間をかけてゆっくりと進めていくようにしています。
最も細い注射針を使用
当たり前のことですが、太い針よりも細い針のほうが注射時の痛みを和らげることができます。
当院では、現在歯科治療で使用されている麻酔針の中で最も細い針(33G)を使用。上記の表面麻酔と併用することで、針を刺した時の「チクッ」とした痛みはかなり軽減することができます。
麻酔液は事前に温めてから使用
患者さまの中には、麻酔針を刺すときだけでなく、麻酔薬を注入されるときが痛かったという方も多いかと思います。
この原因の一つとして、冷たいままの麻酔液をそのまま歯茎に注入してしまうことで、歯茎がその温度変化を敏感に感じ取り、痛みとなって表れることが挙げられます。
当院では、この温度変化による痛みをなるべく抑えるよう、麻酔液をあらかじめ体温と同じぐらいの温度まで温めてから注入するようにしております。
電動麻酔器でゆっくり注射
麻酔薬を注入するときの痛みの原因としてもう1つ挙げられるのが、麻酔注入時の圧力の変化によるものです。
麻酔液を歯茎に注入する際、急いで麻酔液を入れようとすると歯茎にかかる圧力が高くなり、それが痛みとなって表れてしまうのです。
また、麻酔液を入れる速度にばらつきがあるとその変化で痛みを感じる場合もありますので、一定の速度で麻酔液を注入することも大切です。
当院では、このような圧力による痛みや違和感を軽減するため、電動麻酔器を使って、一定の速度でゆっくりと麻酔液を注入するようにしております。
Nd:YAGレーザーの活用で、より患者さまの負担を軽減
当院では、虫歯予や歯周病治療など、歯科治療のさまざまな場面でレーザーを活用することにより、患者さまの負担の軽減に努めております。
歯科用レーザーは副作用もなく、鎮痛・殺菌・消毒・止血・消炎などといった効果も得ることができますので、小さなお子様から妊婦さんまで、あらゆる方の歯科治療に適用することができます。当院では、具体的に下記のような用途で活用しています。
歯周病の治療
レーザーの光は従来の歯周病治療では届きにくかった深い歯周ポケットや複雑な形の歯周ポケットにも届きますので、ポケットの隅々までしっかり殺菌することができ、治療効果を高めることができます。 また、治療後の回復も早めることができます。
口内炎の治療
痛みを伴なう口内炎もレーザー照射で鎮痛、消炎効果が得られます。痛みが少なく、治りも早いので、お子様にもやさしい治療方法です。
知覚過敏症の治療
冷たいものや熱いものがしみる知覚過敏症も、レーザー照射で封鎖して簡単に治療することができます。
歯茎の黒ずみを除去
メラニン色素による歯茎の黒ずみにもレーザー治療が効果的です。1~2回のレーザー照射で歯茎をキレイなピンク色に戻すことができます。
恐怖心を取り除くために
痛みの少ない治療を実践するためのとても大切な条件として、患者さまに安心して、リラックスした状態で治療を受けて頂くということが挙げられます。
歯科治療に対しての恐怖心が強かったり大きな不安を抱えたまま治療を行っても、その恐怖心や不安から痛みに敏感になってしまい、少し触っただけでも痛いと感じてしまうことがあるからです。
当院では、そのような患者さまの恐怖心や不安を取り除き、なるべくリラックスして治療を受けて頂くため、治療に入る前に、これからどのような治療を行うのかを丁寧にご説明するようにしております。。
患者さまとのコミュニケーションを大切にしながら治療を進めていきますので、少しでも疑問や不安がありましたら何でもお気軽にご質問ください。